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第23回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
オーシロ電気株式会社、更新担当の中西です。

 

PVは“設置すれば終わり”ではありません。自家消費率の最適化、逆潮流と保護、配線ロス、火災安全、O&Mまで含めて初めて“経済性+BCP”が立ち上がります。ここでは設計→施工→点検→運用を一気通貫で整理します。🌞

 

1|設計の骨子🧭
目的:自家消費?売電?BCP?──目的によりPCS(パワコン)容量と系統連系の設計が変わる。
配置:方位・傾斜・日射遮蔽。影の時間変動を評価し、ストリング構成で影の影響を局所化。
PCS選定:集中型/分散型/マイクロインバータ。単一故障点・保守性・変換効率を比較。
自家消費率:負荷プロファイルとマッチング。蓄電池/EMS併用で昼夜平準化。

 

2|電気的設計⚡️
DC電圧:ストリング電圧が低温時に上限超えないか、高温時に最低起動電圧を下回らないかを評価。
電圧降下:DC/AC双方で配線長×電流を最小化。太線化・ルート短縮・集電箱位置で最適化。
保護:逆流防止・直流側ヒューズ・アレスタ。RSD(急速停止)や直流開閉器の配置。
接地:フレーム接地・等電位。雷多発エリアはT1/T2の段落ちSPDを採用。

 

3|施工の勘どころ🛠️
端子・MCコネクタ:規格適合品の“同一メーカー”で統一。混在は発熱・溶損の原因。
配線:屋上は耐候・耐紫外ケーブル、曲げ半径と固定を厳守。ドレンの水路を塞がない。
貫通:防水と防火を両立。認定貫通材+施工写真で証跡化。
安全:直流はアークが消えにくい。開閉は手順書・遮光・PPEで確実に。🧤

 

4|O&M(運用・保守)🔁
洗浄:汚れは直流損失に直結。環境に応じた年1〜数回の清掃計画。
監視:PCSごとの発電量・ストリング電流を時系列で監視し異常検知。故障予兆を掴む。
点検:IVカーブ・絶縁・サーモ。コネクタのホットスポットに注意。

 

5|事例(食品工場・自家消費型)🏭
日中に負荷が高く、自家消費率が高い。PCS分散型+蓄電池小容量でピークカット。RSD導入と段落ちSPDで安全性を確保。電力量監視の見える化で現場の省エネ意識が高まり、稼働率/品質も向上。📈

 

6|まとめ🌈
PVは“電源+運用”。配線ロス最小化→保護→安全→監視までを一体で設計すれば、経済性とBCPが両立します。次回は蓄電池とBCPです。🔋

 

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