オフィシャルブログ

第6回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
オーシロ電気株式会社、更新担当の中西です。

第5回「非常時に備える家庭用バックアップ電源と太陽光連携術」に続く、第6回電気工事雑学講座は、**「スマートホーム時代の電気工事 ~EV充電からHEMS連携まで」**をお届けします。電気自動車(EV)や家庭用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)など、新しい技術を取り入れることで、快適性と省エネ、安全性を一気にアップ可能です。最新動向と導入のポイントを詳しく解説します♪


1. EV(電気自動車)充電設備の設置

  • 普通充電(AC200V)

    • 自宅駐車場に設置する最も一般的なタイプ

    • 工事ポイント:分電盤から専用回路を引き、200V・20A以上のブレーカーを設置

  • 急速充電(DC)

    • 長距離ドライブや業務用車両に最適

    • 工事ポイント:大容量の電源引き込みと冷却設備が必要。設置前に電力会社との協議を


2. HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)連携

  • 見える化機能

    • 家庭内の消費電力・太陽光発電量・蓄電池残量をリアルタイム表示

  • 自動制御機能

    • 電気料金プランや太陽光発電状況に応じて、エアコン・EV充電・給湯器などを自動制御

  • 工事ポイント

    • 分電盤内にCTクランプ(電流センサー)を取り付け、データをHEMSコントローラへ送信

    • 通信は有線LAN/Wi‑Fi/Zigbeeなど機器仕様に合わせて構築


3. 太陽光発電+蓄電池+V2H(Vehicle to Home)

  • V2Hとは

    • EVに蓄えた電力を家庭で使う双方向給電システム

  • メリット

    • 停電時のバックアップ電源として活用

    • 電気料金の安い夜間にEVを充電し、日中に家庭で消費

  • 工事ポイント

    • V2H対応のパワーコンディショナと専用インレットの設置

    • EV車両側のV2H機能対応確認とアース工事の徹底


4. 電力融通・自家消費最適化サービス

  • デマンドレスポンス(DR)

    • 電力需給ひっ迫時に自動で負荷をカットし、報奨金を得る仕組み

  • 自家消費優先設定

    • 太陽光発電で作った電気を優先的に家電やEV充電に使うモード

  • 工事ポイント

    • スマートメーターや需要家向け通信モジュールの設置

    • DR参加には電力会社との契約変更が必要


まとめ—未来の暮らしを支える電気工事

  1. EV充電設備でマイカーを家庭の蓄電池に

  2. HEMS連携で見える化&自動制御を実現

  3. V2Hで非常時も電気をフル活用

  4. DR/自家消費で収益と省エネを両立

オーシロ電気株式会社では、EV充電からHEMS・V2H・DRまで、スマートホーム電気工事をトータルサポート。これからの快適&エコな住まいづくりをぜひお任せください!

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png